氷点 [つれづれ]
ドラマ「氷点」を観た。
あまり民放のドラマを観ないイワノフにしては
合計5時間半強もある長いドラマをなんて珍しいかもしんない。
正直、頭を抱えてしまいたい様な演技の出演者も多いし
脚本も少し端折り過ぎかな?と感じる面があるのだけど
それらを凌駕しても、なお魅力的なドラマだった。
(実は原作を読んだことがない・・・)
愛したり憎んだりする気持ちって何処から込み上げてくるのだろう。
血の繋がりや家族、人と人の繋がりって何なんだろう。
そして我々人間の原罪や欲とは何なのかと考えずにいられない。
よく血は水より濃いというけれど、突然、現れた人を母だとは想えないだろうし
弟だ、家族だと言われても何も感じられないだろうと思う。
その反面、普段あまり接しない親戚や親の、絶対、似たくない!と思う仕草をしていたり
考え方や言動に似て来ている自分に気付き、DNAの神秘(血の繋がり)に驚嘆する。
何か上手く表現できないな。
無性に母や姉の声が聞きたくなった秋の雨の夜でした。
(ごめんよ、お父さん。仲間はずれで)
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